ワンコイン・ブッダ

京都の太秦で、仏像が自動販売機で買えるそうです。仏像というより、数珠など仏用品なんでしょうけれど。寺社に安置されて礼拝物という宗教価値も、ミュージアム・ギャラリーに展示されて鑑賞するという美的価値も失われ、商品としてただのオブジェとしての仏像。仏像はお土産品として売られていてもいるのですから、それが悪いとはいいません。むしろ、こうした民芸品として芸術が社会に流布することは好ましいといえましょう。
ちなみに、この自販機の仏像はタイのお土産品。なるほど安く仕入れられるので、500〜800円とお手頃価格でお買い求めできるのですね。

ところで、自販機といえばまず缶飲料・ペットボトル、たばこが想起されますが、調べてみますといろいろなものが売られています。
鞄の産地、兵庫の豊岡では鞄、山梨では納豆などなど。病院での介護用品や名刺まで。海外ではなんと、iPodも販売されているそうです。

田舎で精米後のコメや、農家の卵や野菜、新聞や雑誌・ビデオ(ポルノグラフィック)などは見かけたことがあります。郵便局の閉館時間に切手ハガキが買える自販機は嬉しいですね。(でも最近はコンビニでも買えるので、あまり重宝しないが)
十円などの激安缶飲料は、賞味期限が間近になってスーパーなどから大量に安く仕入れた在庫品処分なんだそうです。安い缶ジュース、買って飲んだことありますがたしかにあまりおいしくなかったですね。納得。



【関連記事】
京都・太秦で仏像の自動販売機を発見(エキサイトニュース 〇八年五月七日)

【2008/05/07 20:17】 芸術・アート | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) top>>

海外で偽美術品製造グループを摘発

"Art forgery operation broken up by FBI and Spanish police"
The Guardian, Thursday March 20, 2008



【summary】

FBIとスペインの警察が協力して、美術品偽装組織を摘発した。彼らはアメリカの画廊主と組んで、ピカソやミロ、シャガール、タピエス、ダリなど巨匠の模造版画を販売していた。eBayを利用して、アメリカ、カナダ、オーストラリア、欧州そして日本の、およそ千人以上の買い手が被害に遭った。
この報道で、多くの所有者が自分のコレクションが偽物ではないかと疑ったり、スペインの多くの美術館では、専門家によって真贋の審査がおこなわれた。
美術品偽装に関わっているのはイタリアやスペインのマフィアで、画商たちに市場を溢れさせないように商品を徐々にいれかえるように口添えしていた。

【vocabulary】

dismantle
━━ vt. …から(おおい[家具・装備]を)取り除く ((of)); 取りこわす, 分解する.
 dis・mantlement ━━ n.

forgery
━━ n. 【法】偽造(物・罪).
dupe
━━ vt. だます (deceive), だまして…させる ((into doing)).
━━ n. だまされやすい人 ((of)).
counterfeit
━━ a., n., vt. 模造の, にせの; 見せかけの; にせ物, 模造品; 偽造する; ふりをする; まねする.
fraudster
━━ n. 詐欺師, ぺてん師 (frauds・man).
bogus
━━ a. にせの, いんちきの.
attorney
n. 〔米〕 弁護士 (attorney at law); 【法・商業】代理人.
raid
━━ n., v. 襲撃[急襲](する) ((on)); 侵入する ((into)); (警官が)手入れ(する) ((on)); 空襲;
suburb
━━ n. 郊外; (the 〜s) 郊外住宅地域, 都市周辺部.
merchandise
━━ n. ((集合的)) 商品.
━━ v. 売買する; 販売を促進する; (新人歌手などを)売り出す.
allegedly
ad. 申し立てによれば, 巷間の取りざたでは.
al・leged
━━ a. (証拠なしに)言い立てられた, (…と)言われた.
signatures
━━ n. 署名; 【楽】(調・拍子)記号; 特徴;
indictment
━━ n. 起訴(状).

【a concurring opinion 補足意見】

eBayはインターネットオークションやネット通信販売を手がけるアメリカの会社で、ネットオークションでは世界最多の利用者を誇る。日本へは邦人イーベイジャパンとして、日本電気と組み〇〇年に進出したが、〇二年に撤退した。〇七年十二月Yahoo! JAPANとの提携を発表し、Yahoo! オークションと本国のeBayとの出品物の入札・落札が、相互的に可能になる。ヤフーとeBayが提携へ(IT Media News 〇七年十二月四日)参照。

日本のネットオークションが世界規模に開かれるのは歓迎されべきですが、今回のは氷山の一角。まだまだ海外で不正模造などはおこなわれていて、それが日本に流れてくる可能性は十分にありえますね。また逆に日本の詐欺アートビジネスが海外のバイヤーを標的にすることも考えられます。


【2008/03/24 03:15】 芸術・アート | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) top>>

サンキュー・アート──裏側からありがとうの日──

昨日はなかなか見苦しいものを書いてしまったようだ。とはいえ、反省はしていないであるが。ネットに残す以上、こうした苦言が、いつか誰かに見咎められることもありだろう。それを恐れないわけではないが、正直、書いていないと気が休まらない。ブログの表に書くと、波紋をよびそうだから、こんなところでちまちま暴言吐いてしまう自分を浅ましくは思う。かといって、無名で語り合える掲示板などに吐いてこようとは思わない。見るに耐えない文章ばかり目についてうんざりするからだ。

ところで、今日、三月九日はサンキューの日。いつも送られてくるエディタナビゲーター様からのメールによって知った。さいきん、このメールは朝ではなく夕方配信になったのだけれど、そのせいか前置きの文章などがじつによく練られていて感心する。タイトルのつけ方もうまい。まあ、ここで褒めても届いちゃいないでしょうけれど。といいますか、エディタの不満を書き散らしていますので、運営者側にチェックされたらマズいですが(苦笑)

この「ありがとう」の日は、「39アートの日」と題して日本はじめ、世界各国でいろんな感謝をおくりあうアートイヴェントがおこなわれるとのこと。日本では上野の森美術館やワタリウム美術館、広島市現代美術館などが協賛し、笑顔でありがとうと言ってくれたお客さまには常設展の割引をおこなうという、こころにくい計らいを企画している。この試みは、およそ〇一年から日本の現代アーティストの発案ではじめられたのだという。詳しくは、こちらのサイト「サンキュー・アートの日」を参照。

ありがとうの言葉の重さについては、常日ごろたいせつに感じたいと思ってはいるけれど。最近は他人様の厚意を無碍にするようなことをしでかしているのかもしれない。

とりあえず、いつもうちの駄文を読んでくださっている皆さんに、最大級のありがとうを。

【2008/03/09 23:19】 芸術・アート | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) top>>

三月七日 アートな金曜日

金曜日というのは、いつもは読売テレビの洋画劇場を楽しみにしているのだけれど。さいきん、あまり観るべきものがない。が、金曜にはおもしろい番組が眠っていたことに気づいたのは最近だった。

「芸術劇場」(PM22:25−AM0:40)
先週は、文楽の特集、人間国宝吉田玉男一周忌記念公演「曾根崎心中」。今週はドレスデン国立歌劇場の日本公演「ばらの騎士」

「ビジネス未来人」(AM0:40-1:05)
先週は菓子メーカーを買収して再生させたプランナーの話。今回は過去の焼き直しということで、浜松の中小企業の支援をしたり、若手起業家を応援するITベンチャー企業家、保育所の送迎がたいへんな母親たちの要望をくみとってタクシー業界にかけあい、子育てタクシーを実現した主婦、そして不況にあえぐ漆塗り産業の存続をはかるために、木切れ型のサンプル品を売り出して市場をひろげようとする女性プランナー、と四パターンを紹介していた。

「わくわく授業〜私の教え方」(AM1:05-1:35)
サブタイトルは、「見る作る彫刻!感性が光る図工の時間」
東京の小学校図工専科教師、大杉健先生の授業を紹介。パブリックアートを子どもたちに鑑賞させて、現場でいろいろな見え方をする作品体験をもとに制作させるというプロセス。野外彫刻を偏見のない自由な目でとらえさせるという趣旨にもひかれるが、驚いたのはその創作風景だった。児童たちは、粘度や針金、大振りの木材、発泡スチロールなど自由に素材をえらばせている。私が在籍していた大学の教官の教え子の美術教師たちも、子どもたちに自由な造形をさせていたと研究報告をみて知ってはいたが、いまの小学校ではこれが主流なのだろうか?
私が小学生時分は、図画工作の時間といえばもっぱら、画用紙に水彩画か紙粘土細工、もしくは版画がおもだったもの。たまにおもしろいつくりものをするときもあったが、たいがい規定の教材を用いたものであって、おなじ時間に各自が好き勝手な材をえらぶことなんてありえなかった。
ましてや、写生目的でなければ美術の時間に外出することなんておぼつかなかったのだった。

「芸術劇場」については感慨深く、いずれメインブログにて記事にしてみようと望んでいる。

【2008/03/08 00:03】 芸術・アート | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) top>>

逃した美は大きい

読者の皆様、こんばんは。
風邪があまりなおらなくて、いつも土曜に楽しみにしている芸術番組を視聴できなかった管理人です。

いつもテレビ大阪の「美の巨人たち」を楽しみにしているのですが。
今日の川端龍子の「鳴門」はぜひとも観たかったです。悪寒がして寝ていたので、逃してしまいました。これからは放送予定をちゃんとチェックしよう。
BSジャパンは加入していないので再放送がみられません。

美の巨人たち公式HPのアップを待つしかないわけですが、「美の壺」の公式サイトなみに解説が充実していないのが難点。やはり、DVD買いやがれってということでしょうか?


そういえば、この番組のスポンサーって、エプソンからキリンに変わっていたんですね。どうりでやたら、さいきんビールのCMばかり多いなぁと。

逃したといえば、今年の大河ドラマ「篤姫」
うわさいよると、本家の養女になることが決まったおかつのために、乳母が自害する話。自分のような身分低いものが育てたとあっては姫の人生に禍根を残すから。この話、先週見のがしたので今日の昼の再放送は視聴スタンバイしていたはずですが、開始五分前になってしんどくなって横になってしまいました。

といいますか、ネットはじめたら如実にテレビ観る時間減りますよね?
ここ数年は継続して観たいと思うドラマなんてありません。なので芸能情報にはめっぽう疎い私です。

ネットの傍らのお伴は、耳にここちいい音楽。
NHKFMの土曜九時からの「名曲の楽しみ」、現在はチャイコフスキー特集をやっています。これも本日、聞き逃してしまいました。吉田秀和先生のふごふごした喋り方を聴かないと、土曜がおわった気がしません!

【2008/02/16 23:19】 芸術・アート | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) top>>