モニタープラザ礼讃

半月ほど前のことだが、エディタを退会してブログを閉鎖しようと思っていた。二月ぐらいから考えていたことだが、ある決定的な事実を目にしたからだった。かなり体調も悪く,嘔吐がひどい。海外で有名ブロガーが心痛で倒れるという報を目にしたが、あれに近いのかもと思った。
そんな憔悴しきった折に、エディタ運営事務局様から、モニタープラザ応援キャンペーンの記事を書きませんかとお知らせがあった。体調がどこまでよくなるか分からないが、これまでお世話になった礼もあって、一筆ふるわせていただきたく思う。

エディタのモニタープラザとは、企業の提示する案件に沿って記事を書き、その企業商品やサービスが無料プレゼントもしくは割引券などがいただける、嬉しい企画である。ほかのこうした類のブログモニタはたくさんあるだろうが、ひいき目にみても、いまのところエディタが一番いいと考えている。(といっても、他を利用したことがないので比較できないが)

その利点を以下にかかげよう。

・当選確率がかなり高い
エディタは今年の三月に一周年をむかえたSNSでモニタープラザ自体も稼働してまだ新しいせいもあるだろうが、かなり当選率はいい。私が応募したのは、まだ十件と満たないがすでに二件当選していた。

・応募の敷居が低い
エディタには、運営事務局のスタッフや、経営者のブログまでが参加している。そこでは業務内容はあまり明らかにしていないが、良心的でポジティヴな記述から好感がもてる。おどろくべきことに、経営者やスタッフ自らが、モニタ案件にすすんで応募しているという事実だ。最初、これをみたとき、どうせスタッフたちは優遇されて記事が採用されているんだろうと斜にかまえていたが、そうでもないらしかった。つまり、相手先企業は、エディタ運営者であれ一般ユーザーであれ、同等に扱っているといえる。

また記事の掲載基準についても、かなり公平かつシビアに選択眼がはたらいている。以前に映画の試写会に関する記事を応募したが、モニタープラザトップのこの案件の当選者の声のリストに、なんとその試写映画がつまらなかったというレヴューが堂々と載っていた。こんな記事を選り抜いて載せていたらエディタの顔がたたないと思うのだが、もしかしたら、顧客企業にとっては、利用者の忌憚なき意見こそ求めているのかもしれない。
ブログのどうしの交流でランキングサイトの支援ほしさに、お互い惰性で褒めあっている関係にうんざりしていた私にとって、この厳しい扱いはとても清々しいものに思えた。いっぺんにモニタープラザが好きになった瞬間だった。
また、JTBの企画応募を投稿したあと、運営事務局のスタッフ様から直接感想をいただけたのも、すこし嬉しかった。

・記事へのリンクがつき、アクセスアップが望める
応募した記事は確実に、顧客企業とエディタ運営スタッフの誰かに読んでいただける。このブログではふつうの日記と、モニタ案件記事とを配信しているが、あきらかに後者掲載日のほうがアクセス数が飛躍的に伸びる。また応募した記事は該当企業のファンページにずっと残ることになるので、なにかの拍子に今後とも多くに目に触れる機会があるかもしれない。
じっさいアクセス解析したかぎりでは、応募して落選したものでも、いまだに読まれている。

・記事のネタに新しい方向性をみいだせる
私が書き手として一番推奨したい理由がこれだ。モニタときくと、そこの企業商品やサービスをつかっての紹介記事というのを想定されることかと思う。が、実のところ、案件で多いのはわりと一般的なテーマが多い。たとえば、最近あった母の日に贈りたいもの企画(体調が悪かったので書けずじまいであったが…)などは、ふつうに時節柄ブログのテーマにできそうなものだ。むりやり、そこの企業の宣伝広告塔にブログを利用されるのがイヤという方にはぜひ、おすすめしたい。
私自身としては、これまでアニメやアートを専門としたマニアックな記事を書いてきたが、このモニタプラザに参加して、消費の動向に関心がむくようになり知見が広がった。ブログの幅がひろがり、とても感謝している。

・個人の嗜好にあった記事が選択できる
別口で参加している関連会社が運営するコラブロ事務局様の案件は、ブログの動向にあわせてスカウトメールが届く。しかし、これが失礼ながら、かならずしも自分の嗜好にあっていないと思われるものがある。
モニタープラザでは、エディタマイページに案件の一押しリストがあったり、毎日配信のお知らせメールでも告知があるので、喚起され書く意欲が湧く。また広場紹介ページの画像がひじょうにセンスいいのもここちいい。

・信頼性の高い顧客企業が参加している
懸賞応募やモニタに応募する際に、気をつけねばならないのが個人情報の扱いである。じっさいは、架空の企業で案件を出し、個人情報収集に利用されたり、プレゼント募集などはうそっぱちで、ダイレクトメールだけ送信してくるという偽案件もある。
モニタープラザ参加企業は、ソニーや小学館など、およそ有名企業である。おそらく、経営者の人脈が生きているのであろう。また、たいがい企業の住所地がしっかり掲載されているので安心できる。

そして、こうした安心企業と一般客との出会いを用意するというのが、このモニタプラザの本意ではないかと思う。私はその記事が書けそうかというのにもよるが、まずサービスがおかしいなと思われる企業案件には応募したくない。これまで当選したOisix様は、エディタで出会ったいい記事を書くブロガーさんが、テンプレにそのロゴを使用していたので、信頼していた。また、Soup Stock Tokyo様については、東京在住者ではないため知らなかったが、れっきとした店舗をもつスープ専門店である。おそらく、いずれも楽天にのさばるようなネットショップの類ではなく、社会的に活動基盤をもつ企業である。
こうした優良企業の商品サービスに触れる機会を得て、意見をおくることができることは、たいへん喜ばしいことだ。

自分の趣味や思想を好き勝手に日記帳につづり、似た者同士で交流をふかめるのもかまわないと思う。でも、おこがましくも、もし自分の書きものがなんらか社会貢献というのを果たし得るとしたら?私はそれができるのが、このモニタプラザの案件であると信じている。

ちなみに私が驚いたのがエディタ内での不満を暴露した記事が採用されたことであった。いまとなっては、見苦しいものを書いたと反省しきりであるが、あれに対し、贈られたスープのおいしかったことは、忘れられない。

ところでひとつだけ不満を述べさせていただくなら。顧客企業がおおむね、首都圏に偏っていることであろう。これは運営者の営業さんが全国的に取引するのには難しいからかもしれない。エディタトップページには、モニタ企業参加誘致のページがあるが、ぜひとも多くの全国企業、とくに顧客の伸び悩みで苦しんでいる中小企業が活路をひらくために利用していただきたく願う。
個人的には、私が学生時代お世話になったイトーヨーカー堂、セブンイレヴンの案件があると嬉しい。また、このモニタ参加の費用がどれだけかかるのかわからないが。エディタにブロガーとして参加している個人企業(悪徳アフィリエイトや情報商材などはのぞく)も、ぜひとも参加してほしいと思う。

私もとうしょは、ブログで小遣い稼ぎははしたないと思っていたクチなのだが、少ない期間で恩恵にあずかった身としては、このシステムは将来性があると見込んでいる。もちろん、これだけで生活が成り立つわけはないのだろうけれど、消費社会のなかに身をおいて関心を払うことの大切さを実感した次第である。日常生活のなかでの何気ない気づきが、経済に影響する、それはなんとすばらしいことだろう。

あのおいしい有機野菜セットとあたたかいスープをいただいてから、ずっと自分がブログでなにをできるのかを悩んできた。そして今も悩み中なのであるが。なにか、とても感情の暗さにおしつぶされそうになったとき、ここの案件記事を書くことは、私にとっては気晴らしになっているし、目的にかなっている。仲間内の記事ではなく、公共に有用なものとして、それを必要としてくれる方に読まれるものを書きたいと願う自分にとっては。


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【2008/04/30 21:33】 エディタ・モニタ私事記 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) top>>